盲ろう者の
社会参加を目指して

NPO法人埼玉盲ろう者友の会

新着情報

NPO法人埼玉盲ろう者友の会について

埼玉盲ろう者友の会は、盲ろう者と支援者が盲ろう者の自立と社会参加を目指し、盲ろう者の生活の向上のために共に活動を行なっています。

本会は2002年11月に任意団体として設立されました。
そして、長年にわたる地道な活動と多くの支援者の努力の結果、2024年4月にNPO法人として正式に認証されました。現在は『NPO法人埼玉盲ろう者友の会』として、盲ろう者の方々の支援をさらに充実させるために尽力しております。

「見えにくくて、聞こえにくい」と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、埼玉盲ろう者友の会にお気軽にご相談ください。
また、盲ろう者の活動にご賛同いただける方は、是非ご協力をお願いします。

埼玉盲ろう者友の会のあゆみ

平成 13年 10月  埼玉盲ろう者友の会設立準備会発足
平成 14年 11月  埼玉盲ろう者友の会設立
平成 15年  7月  埼玉盲ろう者友の会事務所開所
平成 15年  7月  盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業開始

 ※これ以降任意団体として月1回役員会、年1回定期総会を開催
  このほか定期的に学習会や交流会などのさまざまな活動を行う

平成 22年 10月  啓発事業(掘り起こし活動)開始
平成 22年 11月  生活訓練事業開始
令和  5年  6月  NPO法人設立準備会発足
令和  6年  4月  NPO法人埼玉盲ろう者友の会として認証される

盲ろう者を知っていますか?

盲ろう者とは

ヘレン・ケラーの画像

「目(視覚)と耳(聴覚)の両方に障害を併せもつ人」のことをいいます。
世界的にはヘレン・ケラーが有名です。

平成24年度の(社福)全国盲ろう者協会の調査によると、国内の盲ろう者人口は1万4000人ほどと推計されていますが、実は「盲ろう」という障害は、日本の法律(身体障害者福祉法)で規定はされていません。

そのため、現状では、身体障害者手帳に「視覚障害」と「聴覚障害」両方が記載されている人を「盲ろう者」と定義しています。

「盲ろう」という障害は視覚や聴覚といった一つの障害に対する支援だけでなく、個人の障害の程度に応じた支援が必要になります。

盲ろう者が抱える困難とは

盲ろう者は、障害の特性上、おもに以下の3つの困難が挙げられます。

  1. 他者とのコミュニケーション
  2. 情報入手
  3. 移動

自由におしゃべりできない
好きなところに自由に出かけられない
知りたい情報を自由に得られない


こんな状態になった自分を想像してみてください。

自由に家族とおしゃべりできない
自由に買い物できない
自由にテレビを見られない

家にいても、家族との会話を楽しめません。
自由に買い物に行くこともできません。
テレビやラジオも見ることも聴くこともできません。
点字が読めない人は、本を楽しむこともできません。
街の中の表示も気がつかず、トイレを男女間違って入ってしまうこともあります。

このような状況から、多くの盲ろう者は外出する機会が減り、家や施設に閉じこもりがちとなり、世の中の情報や人との出会いが全くなくなってしまいます。

NPO法人埼玉盲ろう者友の会
〒330-8522 埼玉県さいたま市浦和区大原3-10-1 埼玉障害者交流センター内
(事務局)電話/FAX:048-833-4004 E-mail:saitama-db@r9.dion.ne.jp
(派遣事業担当)電話/FAX:048-823-7080 E-mail:haken.saitama-db@r9.dion.ne.jp

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